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2018年03月06日

中国旧春節(その3)

おはようございます!

せっかくの休みなので、両親と一緒に出掛けよう~




瀋陽では皇寺廟会という伝統行事があります。毎年春節の期間内瀋陽の市民だけでおよそ15万人くらい、このイベントを参加しに来ます。皇寺は実は、実勝寺のことです。清の第二の皇帝、ホンタイジの命令で建てられたお寺なので、皇寺とも呼ばれています。

みんながここに集まって、民間達人のショーを見たり、屋台の各地名物を食べたり、春節を存分に味わえます。今の時代は春節だけではなく、ゴールデンウイーク、10月の国慶節も同じ行事をやります。




赤は中国では縁起がいい色で、赤い灯篭をかけることによって、来年の生活が火のように暖かく、盛り上がれるように祈ります。




実勝寺の近くには、太平寺というところがありまして、それは実際錫伯族という少数民族の家廟です。清の時代にもともとハイラルに住んでいた錫伯族の反乱を防ぐために、当時の首都まで移住してもらうことになりました。この家廟は移住した錫伯族が建てて、当時の引っ越しするの様子なども記載されています。










ここでは、苗字の由来や中国全国苗字ランキングなども飾ってあります。張は何と全国3位になっています!




瀋陽は、故宮があります。清の初期の皇帝のお家です。北京へ遷都後、瀋陽の故宮はそのまま残っていて、夏の時、皇帝は皇妃たちを連れて、瀋陽へ避暑に来ます。

清の皇帝ホンタイジ即位ご、瀋陽にお城を作り直したいと思って、鄭公池という人に命令をしました。鄭さんは、古書をたくさん読んで、ようやく陰陽八掛から、アイディアが湧き出して、「易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず。八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず」のことから、中心廟、鐘鼓タワー2つ、東西南北タワー4つ、八つの門と八つの関で、雄大な瀋陽城を作りました。

今現在まだ残っていた門の一つは、懐遠門です。




懐遠門から入ると、建物の様式は中国古代の模様で建てられて、まるで昔のお城に入ったような気がします。










瀋陽も古都の歴史があって、古代でも近代でも、かなり重要な位置が持ち、東北三省の入り口で、経済的にも重要な役割を果たしています。





  


Posted by チョウ at 15:48Comments(0)游記